
6月23日の慰霊の日を迎えて、子ども達と絵本を通して平和とはどんなことなのか?一緒に考えてみました。
また、慰霊の日の新聞記事を見て「これは何の写真かな?」と子ども達と話をしてみましたよ。
「なんか、おっきい石がある」「うートートーしてるよ!」「お花がある」
「このおばあちゃん泣いてるよ?なんでかな?」「火が燃えてる!」などと、子ども達は写真を見てそれぞれ感じたことを言葉にして伝えていました。
「平和が続きますようにってうートートーしてるのかな?」「じゃあ平和ってなにかな?」保育者の声掛けに「けんかはだめ!」「でも、ケンカはしてもいいと思うけど、どうしたらいいのかお話しができたらいいよね」「みんなと仲良くする」「みんなが好きってこと」などと、子ども達なりに平和について考えていました。まだあまり理解していない子もいましたが、友達の言っていることを黙ってきいていました。
そこで「皆が好きって平和が続くようにどうしたらいいかな?なにかできるかな?」と考ると「皆がすきだから手でハートしたら!」「〇〇は折り紙でハート作れるよ!」「えー、〇〇はできない・・」という会話になりました。でも一人の女の子以外は誰も、折り紙でハートは作れません。そこでAさんが「じゃあ、皆に教えるよ!」と言いうと、皆は急いで折り紙を持ってきます。Aさんは皆が折れるように、丁寧に説明をしながら教えてくれました。
「どうやってやるの?」「こんなするんだよ!」
「もう一回教えてー!」「やった、できた!」
できたハートは紙に貼って大きなハートにしよう!
みんなで協力し合いながら、大きなハートを目指します。
みんなで一つの目標に向かって取り組む姿に、なんだか成長を感じますね。平和のハートの完成を目指して頑張っています!