園ではグッピーやザリガニ等を飼育していますが、えさやりや掃除などお世話をするのは子どもたちです。
年長児になると、手順等しっかり覚えていて自分たちでどんどん作業を進めていきます。そんなお兄ちゃんお姉ちゃんの姿を見て、4歳児が習いに来てやり方を習得してきたこの頃、ついに3歳児クラスから「やりたーい」と声が聞かれはじめました。
自分たちでやるだけでも大変な作業もあるのに、小さい子に教えるとなると仕事は増えるし、対応するエネルギーは数倍必要です。(笑)
さて、どうするのかなーと見ていると「じゃあ、○○やってみる?」とできそうな仕事から選んで一緒にやってくれる年長さん。「なんて、優しいの」と私たち職員は感動しています。手取り足取りプラスフォローもしながらの姿をみて、数年後には今の3歳児が先輩になり、後輩たちに優しく教えてくれることでしょう。
「引き継いでいくこと」が人と人の間で自然に行われていくんだなと、子どもたちの姿から学んだ朝でした。