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親学基礎講座

◆研修報告◆    
                    ―親学基礎講座―               保育士A
  今回、「親学基礎講座」に参加させて頂きました。親学ってなんだろう?と疑問に思いながらの参加でした。研修会では、「親学とは何か」、「親として大切なこと」、「子どもの発達と関わり方」、「親子のコミュニケーション」の4つのテーマからの内容で、一言でいうと“目からうろこ”の素晴らしい研修でした。
  最近の子育ての中での問題の一つに、基本的生活習慣の乱れがあげられ、「早寝、早起き、朝ご飯」の言葉があるように
 基本的な生活習慣は子どもの脳の発達に影響を及ぼすとされています。また0~3歳までは子どもの人間形成にとって一番重要な時期であり、母性的(慈愛・愛情、優しさ、温かさ)な関わり、父性的(一義愛)な関わりがあるが、性別に関係なく子どもを優しく抱きしめ、受け止める。時には子どもの壁となって、すぐに助けるのではなく厳しさをもって見守る等、バランスが必要であるとおっしゃっておられた。講師の先生がおっしゃっていたのが「しっかり抱いて、下に降ろして、歩かせる」という言葉でした。3歳までは母子の愛着形成が重要な時期であるので“しっかり抱いてあげる。”愛着の次に必要になってくるのが“下に降ろして”そして“歩かせる”というように分離から自律へと繋げていくこと。「乳児はしっかり肌を離すな。幼児は肌を離せ、手を離すな。少年は手を離せ、目を離すな。青年は目を離せ、心は離すな」という言葉に、全くその通りだと思いとても印象に残りました。3歳までの子どもには胎内記憶があると言われ、「子どもが親を選んで産まれてきた」とのことです。この言葉を聞いてとても嬉しくなりました。『私を選んでくれてありがとう。』改めて子どもたちを大切に育てていかなければと思いました。そのことから親自身が変わり、子どもとともに成長して、親自身も自己肯定感を高め、ポジティブ思考で子育てをし子どもの鑑となっていくことが大切であると学びました。子どもの良い所を認め伝える。子どもの存在そのものを認める。子どもの行動の結果、プロセスを認める。認められると嬉しくなり気分が前向きになる。やる気とエネルギーが増し承認してくれた親への信頼感が深まって、子どもは受け入れられたと安心する。また、先生はこうもおっしゃっていた。「信頼関係はたった1分で崩される」と。相手の話の聞き方ですぐに崩れてしまうとのことです。この言葉をしっかりと心にとめて、子どもたちの話に耳を傾けていこう思いました。
今回の研修は一人の人間として、保育者として、親として自分を見つめ直し、考えさせられる重要な機会となりました。新しい気持ちで日々の保育や子育てをまた、楽しんでいきたいと思います。



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