◆研修報告◆―保育士研修― I保育士
今回の研修において最も心に残ったことは、保育士がこどもと一緒に楽しむという姿勢です。幼児と保育者の一体化によって保育に対する幼児の能動性が向上するのだと講師の先生がおっしゃっていました。実際のところ現在のクラスにおいて子どもたちはどのような活動にも積極的に参加しているように思われます。個人差こそあれど“明日は○○するからね”と活動の予告をすると喜んでくれています。また、クラスのリフレッシュを図るためにあえて自由あそびにしても、“跳び箱したい”“FA研(文字・数あそび)したい”とリクエストしてくることもあります。それぞれの子が出来ること、得意なことを捉えてクラス全体に伝えたり、発表してもらっているからでしょう。自分自身の力量を評価するものではなく、単純に結果からみると、出来ることの喜びを共有できているからかと思います。
研修の最後に実技があったのですが冒頭の“子どもと一緒に楽しむ”ことは日ごろからしっかり身につけておく必要を痛感しました。子どもたちの前ではどのような演技や遊戯、出し物でも平気なのですが同じ保育士とはいえ大人を相手にするとどうしても尻込みます。場面や相手を選ばずにいつでもどこでも保育士として演じることができるスキルを身につけていきます。