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乳児保育における健康観察・衛生管理のポイント

◆研修報告◆ ―乳児保育における健康観察・衛生管理のポイント―  H保育士                      
 
 乳児の健康観察をする中で大切なこととして、①子どもの観察(症状やは発症時刻)②適切な対応(経過観察状況によっては病院へ)③保護者への報告(状況説明、対応したこと、帰宅後に気をつけること)必ずメモをして連絡帳や口頭などで伝える。当たり前のことではあるが一番大切なことなのでクラスにしっかり浸透させること。次に、赤ちゃんのっ特徴として、3ヶ月未満の子どもが高熱を出した時には必ず病院を受診すること。抵抗力が弱いため重症化する場合がある。急に呼吸が苦しそうになったり、肩や鼻で呼吸をしている時には誤飲を疑うこと(おもちゃやペットボトルのふたなど)。嘔吐の後は時間の間隔を空けて水分補給をさせる。便が赤や白っぽい色の場合は胃腸炎やロタウィルスが疑われるので覚えておく必要があるとのことを伝えていました。
  離乳食については個人差があるのでその子の舌の動きに合わせて食べ物を進めていくことが大事であるとのことです。病気になってご飯を食べられなくなった時には一度離乳食を中止してもかまわないので回復してから始めるとよいとのこと。昨今気になるアレルギーですが、生まれてくるこの10人に1人はアレルギーを持っていると言われています。親が過度に食事制限をしてアレルギーがないのに除去食を与えていることもまた現実です。予防接種は生後2カ月になったら始めていけます。定期接種や任意接種の両方がありますが、任意接種の対象となる水ぼうそうは大人やアトピーの人がかかると重症化しやすく、おたふく風邪も軽い難聴の原因になることもあるので受けられた方が良いとのことを言っていました。
  昨年度1歳児クラスを担当して保育の中で発熱や感染症など色々な症状があったので、昨年の体験、経験を活かしながら改めて学びたいと思いこの研修に参加しました。親御さんから大切な子どもたちを預かっているので、保育の中で気をつけていくことを改めて学んで、明日からの保育に活かしていきたいです。



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