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◆研修報告◆―保育カウンセラー初級講座―

◆研修報告◆  ―保育カウンセラー初級講座―               保育士             
  5日間の保育カウンセラー養成講座に参加させていただきました。初めて会う人達と5日間も寝食を共にすることに多少の不安を感じつつの参加となりました。1日目はこの講座で何を学ぶかということについてオリエンテーションを受けた後、初めて会う人に上手くコミュニケーションがとれるように、挨拶をする。自分のことを語る。握手やハイタッチをする。ということを実際に3人のグループで行いました。最初は気まずさと恥ずかしさがを感じましたが、やってみて思ったことは、お互いに触れたり自分のことを語ることによって距離がグッと近く感じるということでした。親近感がうまれると相手のことをもっと知りたいという感情の体験になることがわかりました。言語的コミュニケーションで相手に伝わるのは7%程度だというが非言語的コミュニケーション(ボディーメッセージやタッチメッセージ)は実に93%にものぼるということを以前園長先生からも聞いていましたが、話をしたときの聞き手の表情やまなざし、うなずき方なので話しやすさを感じ取ることができると改めて思いました。無視の実習のロールプレイでは相手が目も合わさずうなずきもない体験や話し手・聞き手・観察者の3通りの役割を演習するなど、初めての人とコミュニケーションをとる時にやった方がよいこと(アイスブレーキング)と話を聞くときにはどういう態度だと話し手が話やすいかを学びました。
  2日目は臨床心理士の先生からカウンセリング理論と技法について学びました。研修では「気づきと学びのアプローチ」について、ロジャースの考え方であるクライエント中心の相談を基礎として「悩みがその人が成長するチャンスだと思い、向き合う機会を作ってあげる。解決よりも話が出来て良かったと思えることが大事」といった講師の言葉が印象的でした。自分の価値観を知ることの重要性、自分の価値観を知ることによって相手の価値観に気づくことが出来る。自分らしく生きるために今回の研修を活かして欲しいと様々な手法や理論を教えていただきました。この技法に基づいて4名のグループワークを行った時、傾聴と受容など聞くときの態度を特に意識して取り組んでみました。相手に寄り添うことを意識して話を聞くことで自分が話し手になった時も信頼して話していくことができ、話せてよかったという気持ちになりました。またリフレーミング(物の見方や考え方をかえること。今までとは異なった角度、視点から物を見てみること)では、まず自分の思う短所をいう。それを聞いた3人がそれを長所として伝えてあげる。ただそれだけのことですが今の自分のままで良いんだよ、それは悪い所じゃなくて良い所だよ。と言ってくれているようで心が楽になり許された気持ちになりました。
  今回の研修は私自身にとって学びの多いもので、私自身が学んだことを園に持ち帰って職員にうまく伝えたい、そして保育現場でうまく生かしていきたいと思いました。



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